勉強会:CSA Japan Summit 2020
CSA Japan Summit 2020
■ 日時:2020/6/2 11:00ー17:10
■ 感想
→ CSA Japan によるクラウド・セキュリティのサミット
今回は、IoT, 5G, コロナ対応のクラウドがキーワード
■ 開催・資料
* Web 開催:
→ Web開催: MS Teames Live
第1部: https://eventlogin.communicloud.co.jp/63/
第2部: https://eventlogin.communicloud.co.jp/66/
セミナ記録
<<第一部>></b>
● 「Cloud Resilience: Tested by Pandemic」
Jim Reavis CEO, Cloud Security Alliance
● 「“Un-Wired” Digital Infrastructure」
江崎 浩氏 東京大学大学院 情報理工学系研究科 教授v
・IoT から IoF
→ IoT:モノをサイバーで接続
→ IoF:コトをモノに置いて機能を稼働
・CPS(Syber Physical System)
→ デジタル空間で設計
→ シミュレーションで分析・検証
→ 実空間への置き換え(コピー)
→ 実空間の状態をデジタル空間にコピー
・Digital “Force” (Internet遺伝子)の覚醒
→ デジタル・ネーティブな情報
→ デジタルでシミュレーションした設計を実空間へ適用
● 「日本における5G新サービスの実証試験動向
~5G商用サービス開始に向けた総務省5G総合実証試験の成果~」
奥村幸彦氏 株式会社NTTドコモ 5Gイノベーション推進室 担当部長
● 「クラウドのこれからの10年 ~スマートシティなどを支える
データドリブンのサービスプラットフォームとして」
林雅之氏、NTTコミュニケーションズ エバンジェリスト
<<二部>>
● 「データドリブンのドライバであるIoT、5G、AI に関するセキュリティ技術の動向」
中尾 康二氏 情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所 主管研究員、
横浜国立大学 客員教授、内閣官房 内閣サイバーセキュリティセンター(NISC)参与
・数多くのIoT機器がマルウェアに感染
・中国からのポートスキャンが多い
● 「クラウドとアーキテクチャ変遷のこれから」
廣瀬一海 氏 日本マイクロソフト株式会社
・コモディティ化するクラウド
→ デジタルフィードバック・クラウド
→ データ → 洞察 → 投資対効果
● 「データ駆動型社会に向けての法的対応」
吉井和明氏 福岡県弁護士会、光雲法律事務所 弁護士
・データ駆動型社会の想定される論点
→ 社内の情報の利活用
• 個人情報の保護・取扱い、プライバシー
• 消費者保護
• 業界ごとの制限
→ 社外の情報の利活用
• 独禁法の問題(主にプラットフォーマーの問題)
• PDS、情報銀行
• その他情報の流通
・社内の情報の利活用
→ 仮名加工情報
→ 限定提供データ
・社外の情報の利活用
→ プラットフォーマ → 独禁法&特定DPF法
● 「コンタクトトレーシング(接触追跡)アプリとクラウド」
高橋郁夫氏 駒澤綜合法律事務所 所長 弁護士
・積極的疫学調査
・コンタクトトレーシング事例
→ SingaporeのTrace Together
・接触確認アプリ(HERーSYS)
→ スティグマ烙印を押さない仕組み
以上