勉強会:【eLV】ICTにおける学術分野統合学習の必然性
【eLV勉強会】 ICTを支える「考え方」シリーズ:S00
ICTにおける学術分野統合学習の必然性
■ 日時:2019/06/06 19:00-22:00
■ 感想
→ 前回、途中参加だったため、
全体の流れがつかめず消化不良であった。
→ 各論は、それぞれのセミナで習得する必要があるが、
「ICTを支える「考え方」シリーズ」の全体像が、
統一された形式でまとめ上げられて好感の持てる内容
→ リベラルアーツの考え方と合わせてシリーズを勉強すると
より効果的な内容だと感じた
■ 資料
1)最新版PPT(PDF版,2019年5月28日更新)
2)田邉先生ご提供資料01:「帰納という原罪」(PDF版)
● 「考え方」シリーズ
→ 論理学が基本
→ ハード・サイエンス
→ ソフト・サイエンス
● 1 導入編:ICT を支える,"学習" のかたち.
・ 人間と人工知能,"学習" のかたち.
→ 正しい問題の設定
→ 入力 → 理解 → 出力 → フィードバック
→ 機械学習 → 深層学習 → 理解:最適化された関数、バック・プロパゲーション
・"理解" の評価,表現と "言語".
→ 演繹的 → 妥当性、健全性
→ 帰納的 → 入力の偏り、出力の偏り → 帰納の限界
→ 客観性、主観性 → 一致と不一致
→ 定量性、再現性、普遍性、耐久性
・"理解" と表現の指針となる「考え方」.
→ 言葉での表現 → 潜在学習
→ 文法と遷移規則
→ 形式言語、非形式言語
→ 理解と関数 → λ抽象
→ 知能と知識 → 考え方
・学習と表現の構図
→ 前提 → 理解 → 結論
.
→ 汎化、特化
・学習目標.
● 2 基礎編:ICT を支える,基礎学術分野のつながり.
・論理学,数学,確率論,統計学,情報理論,物理学,心理学,法学,
言語学,及び,計算理論,それぞれの目的とつながり.
*PPT資料と,Processing,Haskell,Python,Excel等を使用したデモを交え,
*学術分野のつながりを体感する試みです.プログラミング言語等の知識は必要ありません.
・物理学 → 数学
→ 物理学 → 時空、ベクトル、テンソル
→ 反変、共変、不変(定数)
→ 方程式と不変量
・数学 → 物理学
→ 集合(集合論)
代数的構造(圏論)
→ テンソル積空間(代数的構造)
→ 可換体(スケイラ)、ベクトル空間、デユアル空間、テンソル積空間
→ 圏論
→ 対象、マップ、マップの合成演算
→ M-set、双代圏、群、モノイド、ファンクタ、モナド
・論理学
→ 判決書、アルゴリズム、
→ 構文論と意味論(真理値表)
→ 論理とモデル
→ ファラシ → フォーマル・ファラシ、インフォーマル・ファラシ
・統計学・確率論・情報理論
→ 不確実性 → リスク
→ 確率の設定 → 無差別の原則、客観的確率、主観的確率。大数の法則
・心理学
→ 行動と心
→ 人文科学的アプローチ、自然科学的アプローチ
● 3 応用編:ICT における,学術分野統合学習の必然性.
ICT による統合:「全ては同じ,そして,全ては異なる.」
学術分野統合学習:矛盾のない "自然" に,境界線なし.