勉強会:IIJ Technical NIGHT(2019/05/27)
IIJ Technical NIGHT vol.7
まだまだ現役!モダンなメールシステムと迷惑メール最前線!
■ 日時:2019/05/27 19:00-22:00
■ 感想
→ メール・システムの一般的な話
トランザクションに対する期待していた内容は無く
個人的には、得るものが少なかった感じ
→ メールシステムを利用した応用ソリューションは少なくないはず
機会を見てチャンと勉強した方が良いと思った
(セミナ・メモ)
● メールシステムの基本のき 〜メールの基本的なおさらいと〜
・メールの仕組み
→ SMTP(port25)
→ メール用語
→ MTA:Mail Transa
→ MUA:
→
→ バンスメール → エラーメール
・メールを理解するための基礎知識
→ メール配送はトランザクションである
→ MTA → ディスクへの出力
→ メール → エンベローブ/ヘッダ → 2種類の宛先・差出人情報
→ メール関連技術
→ SPF(RFC7208)、
DKIM(ドメイン作用検証)、
DMARC(詐称メールのポリシ宣言)、
ARC(転送メールの送信ドメイン認証)、
DANE
● メールインフラの生々しい運用
・SPAMメール実例
→ フィッシング・メール → カード/アカウント
→ ウィルスメール → マクロウィルス(ダウンローダ)
→ 脅迫状
・SPAMメール到達率を工夫例
→ フィルタ設定の穴を突く
→ 自社ドメイン、SPF pass、キーワード
→ 送信数の調整
→ 受信者を焦らせる
→ 丁寧な手順説明で解除させる
・迷惑メールと戦う設備と人
→ ウィルスメール
→ 複数エンジン、キャンペーン対策、スパムメールのフィルタ
→ 迷惑メール
→ 正規メールの誤判定率
→ ディスク保存のある隔離部分の調整が困難
→ 業務メール
→ Spamを全部止めるだけなら簡単
→ メールマガジン、安否確認メール
● 高トランザクションシステムとしてのメールシステム
・メールシステムの設計
→ プロトコル:SMTP、データ格納ホーマット:MIME
→ メール・ゲートウェイ
・メール・ゲートウェイ
→ 多彩なフィルタ
→ 古典的アーキテクチャ
→ 多段的:単機能MTA
送信ドメイン認証、アンチウィルス、アンチスパム
→ 機能の組合せ、新機能追加
→ MTA間での処理の重複、MTAの段数と種類の増大
→ 受信処理が重い
→ メールをロストしない
→ メールの受信にコストが掛かる
→ スループットを低く → ストレージがボトルネック
→ アンチウィルス → CPU負荷の偏り
→ 配送系の再設計
→ ストレージI/Oの削減
→ メールの受信を一回 → アプリケーションの適用
→ 多機能MTA
→ モノリシックMTA開発
・イベント駆動アーキテクチャ
→ I/O multiplexing, スレッド・プール
→ Thread starvation → 専用スレッド・プール